株は「マクロ」から「ミクロ」なリサーチ進み、新展開に
日本経済について私見を述べておきます。日本株のこれまでの動きは、アベノミクスの金融政策を受けたマクロな動きだけであり、今後個別企業の業績改善へのミクロなリサーチが進み、特に無名で中小ながら割安で放置されてきた優秀な企業が注目されるようになれば、新たな展開が予測されます。
特に、建設、介護・医療、観光、サービス、農業の工業化・商業化、通信・情報をはじめ、各種産業分野における先端技術やソフト事業の成長躍進が期待されます。また円安によって、生産拠点としての優位性は、電子機器・工作機械産業をはじめ、サービス業や資源・インフラ産業など、機密保持が重要であり内製化が確立された仕事を安易に外地へ移せない産業にとっては、追い風となりそうです。
雇用面でも改善が見られ、総雇用者数が5570万人と史上最高を記録し、失業率4%、有効求人倍率0.98の数値もあわせて、団塊世代が引退し生産年齢人口が減少しつつある中で、企業の人員構成が若返っていることを示す成果を見せ始めております。
問題は、熟練社員が企業を去っても若い世代に必要な技能やノウハウの伝承がうまく行われているかどうかで、社内コミュニケーションの効果を上げるには、ITやマニュアル文書だけに頼ることなく、面談と手足を取ってのトレーニングが欠かせないと思います。併せて、女性や若手のパワーをもっと活用することと、経営の多層化、国際化を推し進めることで、グローバルプレーヤーを志向すべきだと思量致します。
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