だがこうした活動は、プロチームであればまずフロント社員の仕事である。選手は毎試合、そのようなことができるわけではない。実際、トヨタ自動車東京の場合も、開幕2連戦のあとは観客数も例年並みに下がってしまい、1000人に届かない試合も多かった。
4月16日現在、NBL全12チームの平均観客動員を見ると、多いほうからリンク栃木(1940人)、アイシン三河(1729人)、三菱名古屋
(1453人)、千葉(1439人)、北海道(1395人)となっている。トヨタ自動車東京は1322人で6番目だ(観客数は有料入場者数ではなく招待客
も含めた数字)。
この中でリンク栃木、千葉、北海道は、親会社を持たないプロチーム、アイシン三河、三菱名古屋、トヨタ自動車東京は親会社のある企業チームだ。チームの
成績はアイシン三河・西地区1位、三菱電機名古屋・西地区3位、トヨタ自動車東京・東地区2位と企業チームが上位に立っている。
一般的な常識では、プロチームのほうが企業チームよりレベルが上のはずだが、日本のバスケットボール界ではそうはなっていない。これは、バスケットボールの興行によって、独自にお金を稼いでいるプロチームより、企業チームのほうが、選手への待遇がいいからだ。
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